占星術
真ノード
しんのーど意味
真ノードは、その時刻の月の接触軌道面と黄道面が交わる方向から求める昇交点・降交点です。平均ノードより短周期の揺れを残した値で、月が実際に黄道を横切る時の交点へ一致します。
解説
接触軌道とは、対象時刻の位置と速度へ最もよく接する瞬間的な軌道です。その軌道面と黄道面の交線には二つの向きがあり、月が黄道の南側から北側へ渡る点を昇交点、反対側を降交点と呼びます。二点は黄道上で180度離れ、月軌道を表す計算点として一組のノード軸を作ります。
月が黄道を横切る二回の通過時には、月と真ノードが重なり、月の黄緯は0度になります。通過と通過の間の真ノードは、接触軌道または大円で月の運動を近似した位置です。太陽の重力が月軌道へ強い摂動を与えるため、真ノードは平均ノードの周囲を月周期で揺れ、一時的に順行表示となることもあります。長期的な方向は約18.6年周期の逆行です。
日食や月食には、朔または望がノード付近で起こる配置が必要です。食の発生には、真ノードに加えて太陽と月の黄経差、黄緯、距離も関係します。真ノードの値は天体暦の種類や算出法によって異なるため、境界付近や精密な通過時刻では使用ソフトと計算条件をそろえます。
占星術では、昇交点と降交点へ発展方向、慣れた傾向、対人関係など対になる意味を割り当てます。これは軌道面の交点という天文学上の定義へ加える占術上の解釈です。チャートにはTrue NodeかMean Nodeか、昇交点か降交点か、採用した黄道、計算日時を記録します。