占星術
平均ノード
へいきんのーど意味
平均ノードは、月軌道面と黄道面が交わる方向から月ごとの揺れを除き、長期的な向きを示した数理点です。昇交点と降交点は180度離れ、平均昇交点は黄道上を約18.6年で逆行します。
解説
月の白道面は黄道面に約5.1度傾き、月が黄道の南側から北側へ横切る点を昇交点、反対を降交点と呼びます。太陽の重力による摂動で軌道面の向きが変わるため、平均昇交点は一日に約0.05295度ずつ西向きへ進み、約6793.48日で一周します。月が恒星に対して一周する恒星月は約27.3217日、同じ昇交点へ戻る交点月は平均約27.2122日です。交点が逆行するため、月は一周を終える前に交点へ戻ります。
平均ノードは、複雑な月運動から月単位などの短周期項をならした平均月軌道に基づきます。True Nodeと呼ばれる真ノードは、その時刻の月の位置と速度に接する軌道面と黄道の交線から求める接触軌道要素です。真ノードは平均ノードの周囲を往復し、一時的に順行表示となることがあります。月が実際に黄道を横切る時は真ノードとの合で黄緯が0度になりますが、平均ノードが示すのは長期的な方向です。瞬間の通過点は真ノードから確かめます。
日食や月食は、朔または望がノード付近で起こるという天体配置に関係します。占星術ではノードへ過去、習慣、発展方向など対になる意味を割り当てますが、これは交点の計算へ加える占術上の解釈です。チャートにはMean NodeかTrue Nodeか、昇交点か降交点か、黄道の種類、計算時刻を記録します。二方式は計算法の違いなので、比較では同じ設定を使います。