占星術
ノーアスペクト天体
のーあすぺくとてんたい意味
ノーアスペクト天体は、選んだ天体同士について、採用したメジャーアスペクトの成立数が0となる天体です。判定は対象天体、アスペクトの種類、オーブの組み合わせに依存します。
解説
現代占星術で一般にメジャーアスペクトへ数えるのは、合0度、セクスタイル60度、スクエア90度、トライン120度、オポジション180度です。最初に太陽・月と水星から冥王星までを対象にするか、キロン、ノード、ASCなども加えるかを決め、各アスペクトのオーブ表を固定します。ここまでが配置を判定する条件です。
たとえば水星が牡羊座10度、火星が蟹座17度なら、黄経差は97度で、正確なスクエアから7度離れています。スクエアのオーブを6度にした設定では範囲外、8度にした設定では成立です。ほかの対象天体との主要角も0本の時に、その設定上の水星をノーアスペクトと判定します。
この表示が示すのは、選んだ黄経上の主要アスペクトの結果です。小アスペクトを追加した場合や、赤緯のパラレル・コントラパラレルを別に調べた場合は関係が見つかることがあります。サイン、ハウス、支配星の連鎖、アングルとの距離も、天体の働きを読むための別の条件です。
現代占星術では、その天体の機能が他の天体と連動しにくいと考えます。そのため、普段は意識へ上りにくい一方、特定の場面で強く表れる振れや独自性へ結び付ける解釈が生まれます。これは設定から得た配置へ意味を加える読み方です。性格や行動を具体化する際は、出生図全体と本人の経験を照合します。