占星術

アスペクト許容度

あすぺくときょようど

意味

アスペクト許容度は、二つの天体が正確なアスペクト角から何度まで離れていても、そのアスペクトが成立するとみなすかを示す範囲です。一般には英語名の「オーブ」も使われます。

解説

たとえばオポジションの正確な角度は180度です。許容度を5度に設定した場合、二天体の角度差が175度から185度までならオポジションとして表示されます。正確な角度へ近づいている配置を形成中、通過して離れている配置を分離中と呼び、この違いを解釈に使う技法もあります。

許容度の数値は流派によって異なります。現代占星術では太陽と月や主要アスペクトに広い範囲を与え、マイナーアスペクトには狭い範囲を使う方法があります。伝統占星術では各天体に固有のオーブを与え、二天体の値を組み合わせて接触の範囲を求める方法が伝えられてきました。

チャートを比べる時は、どの天体とアスペクトに何度の許容度を使ったかをそろえる必要があります。範囲を広げるほど表示されるアスペクトは増え、狭めるほど正確な角度に近い配置だけが残る仕組みです。最初に基準を決めておくと、目立つ配置だけを都合よく選ぶことを防げます。