占星術

西点

せいてん

意味

西点は、観測地点の地平線と天の赤道が交わる二点のうち、真西にある点です。方位角を真北0度から東回りに測る方式では270度に当たり、東点の正反対に位置します。

解説

地平線は、観測者を通る水平面を天球まで延ばした大円です。天の赤道は、地球の赤道面を天球へ延ばした大円を指します。二つの大円が交わる西側が西点で、高度0度、方位角270度を示します。

赤緯0度の天体は真西に沈み、太陽中心がこの条件になるのが春分と秋分の瞬間です。北寄りの赤緯なら沈む方位は西点より北、南寄りなら南へ移り、ずれの大きさは観測地の緯度にも左右されます。普段の日没点は季節と緯度に応じて動きますが、西点自体は真西に固定された座標上の点です。

ディセンダントは、黄道と西の地平線の交点です。黄道と天の赤道は約23.4度傾いているため、通常は西点から北側または南側へずれ、分点が沈む時刻に両点が重なります。バーテックスは、天頂と東西点を通る大円である卯酉圏(ぼうゆうけん)と、黄道との西側交点です。同じ西側の点でも、三者は交わる大円が違います。

占星術で西側を対人関係や協力へ結び付ける読みは、DSCと第7ハウスを中心にした象徴です。西点から確定できるのは真西という方向までです。ソフト表示を照合する時は、West Point、Descendant、Vertexの名称と黄経・高度・方位角を残すと、三つの点を区別できます。