占星術
冬至点
とうじてん意味
冬至点は、太陽の視黄経が270度となる黄道上の点です。夏至点の正反対にあり、トロピカル黄道では山羊座0度に当たります。太陽がここを通る瞬間が、北半球の冬至と南半球の夏至です。
解説
黄経は春分点を0度として黄道に沿って東向きに測る座標です。冬至点では太陽の赤緯が南側の最大付近となり、その大きさは現在の黄道傾斜角である約23.4度に対応します。北半球では昼が一年で最も短く、南半球では最も長くなる時期です。
冬至点、冬至、冬至日は指す範囲が異なります。冬至点は黄道上の座標、冬至は太陽がそこを通る一瞬、冬至日はその瞬間を含む暦日です。一瞬の出来事は世界共通ですが、時計表示と日付はタイムゾーンで変わるため、対象年の通過時刻は天体暦から取得します。
北半球で最も早い日の入りと最も遅い日の出は、昼が最も短くなる冬至日から数日ずれることがあります。均一な時計時刻と、空を進む太陽が示す時刻との差が季節によって変わるためです。このずれを考慮しても、冬至点の通過は太陽の視黄経が270度となる時刻から求めます。
トロピカル黄道は冬至点を山羊座0度に置きます。現代天文学のやぎ座は国際天文学連合が境界を定めた空域で、30度区間の山羊座とは別の範囲です。冬至点へ転換や再生を結び付ける説明は占術上の象徴であり、天文学から確かめられる位置、時刻、昼の長さとは分けて記します。