占星術

冬至図

とうじず

意味

冬至図は、太陽の視黄経が270度となる冬至の瞬間を、対象地点で作図したチャートです。トロピカル黄道の山羊座0度イングレス図に当たり、マンデン占星術では季節または社会的な期間を検討する補助図として用いられます。

解説

太陽が視黄経270度へ達する境界通過は、世界共通の一瞬です。チャートへ変換する時は、通過時刻のUTCと対象地の緯度・経度、ハウス方式を指定します。地点が変わればASC、MC、ハウスが変わるため、東京とロンドンでは同じ瞬間から異なる地域図ができます。

「冬至」は北半球の季節名です。同じ12月の至点は南半球では夏に当たりますが、視黄経270度という作図条件は共通しています。南北両半球の地域を比べる場合は「山羊座イングレス図」と併記すると、季節名と黄道上の条件を分けて伝えられます。

四季図を三か月ごとの補助図として読む方式では、冬至から次の春分までが冬至図の対応期間です。一方、伝統的な牡羊座イングレス法では、牡羊座イングレス図のASCが活動宮の年に山羊座イングレス図を追加し、最後の三か月を検討します。ASCが柔軟宮なら秋分図を後半用に加え、不動宮なら牡羊座図を一年間用いる規則です。この方法で冬至図を追加するのは、ASCが活動宮の年です。

冬至図から読む社会、政治、経済、災害、気象のテーマは占術上の象徴です。実際の気温や選挙結果、経済指標、災害リスクは、公的統計と専門機関の資料から判断します。記事や鑑定では採用した期間規則と対象地域を先に示すと、図の役割と事実資料の役割を分けて伝えられます。