象徴

ニグレド

にぐれど

意味

ニグレドは、ヨーロッパ錬金術の一部の文献で、材料が黒くなる工程や黒い生成物によって変成の初期段階を示す語です。ラテン語では「黒さ」を意味します。後に続くアルベド(白化)との対で説明されることが多く、具体的な操作は処方ごとに異なります。

解説

黒化には、加熱、腐敗、溶解、物質同士の混合など異なる操作と現象が結び付けられました。黒色は、複数の現象に共通する、進行を見分ける色のしるしです。『スプレンダー・ソリス』の写本には黒い太陽が全面図として描かれ、マンチェスター大学所蔵写本の28rでは、月に隠れた太陽、倒れた水銀像、黒い鳥が黒化段階を示します。

黒い色と分解の像から、計画が進まない時に、終えた条件、混ざった問題、次に分ける作業を記録する象徴へ応用できます。これは錬金術図像から導く現代の読みです。気分の落ち込みや抑うつは、続いた期間、睡眠、食事、生活への影響を手がかりに、医療・心理の専門家と評価します。