占星術

太陰暦

たいいんれき

意味

太陰暦は、月の満ち欠けをもとに一か月を定め、十二か月を一年とする暦です。月相が一巡する朔望月は平均約29.5日なので、一年は約354日となり、季節に対して毎年約11日ずつ早まります。

解説

イスラム暦は、現在も使われる代表的な太陰暦です。宗教上の月は、朔のあとに夕方の西空で細い月を初めて確認したことを基準に始める考え方があります。太陽と月が同じ方向になる朔から、通常は一日か二日あとです。計算で月初を定める方式もあり、地域や用途によって日付が異なる場合があります。

太陰暦は季節に合わせるための閏月を置かないため、同じ月が約33年かけてすべての季節を巡ります。歴史資料や祭礼、占術資料の日付を現在のグレゴリオ暦へ直す時は、使われた暦と月初の決め方、地域の時刻基準を確かめます。