象徴

節分

せつぶん

意味

節分は、現在の暦で立春の前日に置かれる雑節です。もとは立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日を指しましたが、現在は春の節分を表す名称として定着しています。

解説

立春は、太陽の見かけの黄経が315度となる時刻を含む日です。その前日が節分になるため、日付は年に応じて動きます。国立天文台は毎年の「暦要項」に、立春と節分の日付を掲載しています。

宮中で大晦日に行われた追儺は、疫病をもたらすと考えられたものを追い払う行事でした。季節の境目を表す節分とは別の行事として始まり、時代を経て節分の鬼やらいや豆まきと結び付きます。豆をまく役や掛け声など、習俗の形は地域や家によってさまざまです。

占いで節分を厄払いの区切りとする意味は、こうした年中行事から広がった象徴解釈です。暦上の日付は天文計算で決まり、方位や吉凶は採用する占術の規則に従います。