象徴

彼岸

ひがん

意味

彼岸は、春分日または秋分日を中日とし、その前後3日ずつを合わせた7日間です。日本では、この期間に仏教の法要や墓参を行う習俗が育ちました。

解説

7日間の初日を「彼岸の入り」、中央の春分日または秋分日を「中日」、最終日を「彼岸の明け」と呼びます。春分日と秋分日は、太陽の見かけの黄経がそれぞれ0度と180度となる時刻を含む日です。国立天文台の計算を基に、翌年の日付が暦要項で公表されます。

仏教で「彼岸」は、迷いの世界にたとえられる此岸から渡る、さとりの境地を意味します。浄土宗では、春分・秋分のころに太陽が西へ沈むことを、西方極楽浄土に思いを向ける手掛かりと説明しています。法要や墓参は、この宗教的な意味と日本の年中行事が結び付いた習俗です。

占いで彼岸を季節の転換期と解釈する場合、その意味は暦と行事から広げたものです。天文上の春分・秋分、7日間の行事期間、占術上の吉凶は、それぞれ根拠が異なります。