占星術

回帰年

かいきねん

意味

回帰年は、太陽が春分点を基準に黄道を一周する平均周期です。長さは約365.2422日で、季節がひと巡りする一年に当たり、グレゴリオ暦の基準にもなります。

解説

歳差は、地球の自転軸の向きが長期的に変わる現象です。この影響で、春分点は恒星に対して少しずつ移動します。そのため、太陽は恒星の背景を一周する前に春分点へ戻り、回帰年は恒星年より約20分短くなります。平均値を時分で表すと、約365日5時間48分45秒です。

グレゴリオ暦は閏日を用いて暦年の平均を回帰年へ近づけていますが、一つ一つの暦年は365日または366日です。トロピカル占星術も春分点を黄道の起点にします。太陽回帰図では、太陽が出生時と同じ黄経へ戻る時刻を天体暦から求めます。平均日数を誕生日へ足した時刻では、実際の回帰時刻とのずれが生じるためです。