象徴
とかげ座
とかげざ 別名:Lacerta・Lac・Lizard意味
とかげ座は、面積200.688平方度の北天のIAU星座です。学名はLacerta、略符はLacで、ヘヴェリウスが17世紀の星図へトカゲの姿を加えました。
解説
ヨハネス・ヘヴェリウスは、はくちょう座とアンドロメダ座の間にある淡い星々を一つの星座へまとめました。彼の死後、妻エリーザベトが1690年に刊行した星図『Firmamentum Sobiescianum(ソビエスキの星空)』には、Lacerta、つまりトカゲとして描かれています。成立は近世で、古代ギリシャの48星座とは時代が異なります。
この天域にあるBL Lacertaeは、初め変光星と考えられ、後に活動銀河核と分かった天体です。活動銀河核とは、銀河中心の超大質量ブラックホール周辺が強い光を放つ領域を指します。BL Lacertaeは、宇宙ジェットをほぼ正面から見るブレーザーという種類の代表例となり、同類はBL Lac天体と呼ばれます。
占術で再生や警戒心を読む方法は、トカゲの生態や各文化の伝承から借りる現代的な象徴です。ヘヴェリウスの星図から確かめられる範囲は、星々をトカゲへまとめた図像までです。古代神話に基づく意味はこの成立史の外にあり、BL Lacertaeの物理的性質も動物の象徴とは分けて捉えます。