象徴

オメガ星雲

おめがせいうん

意味

オメガ星雲は、射手座の方向へ約5500光年先にある発光星雲M17です。若い大質量星の紫外線で水素ガスが電離して輝くHII領域で、天の川銀河でも大規模な星形成領域の一つに数えられます。

解説

星雲の内部には約100万歳の若い星団があり、その大質量星が強い紫外線と恒星風を放っています。紫外線は周囲のガスを光らせ、放射と恒星風は低温のガスや塵を削って波状の縁や空洞を作ります。密度の高い雲の内部では、次の星形成も進行中です。

可視光の像では塵が若い星の多くを覆います。赤外線は塵を通り抜けやすく、内部に埋もれた星や形成途中の大質量星を調べる手掛かりです。ハッブル画像の色は、水素、酸素、硫黄などの放射へ別々の色を割り当てた分析用の表現で、肉眼で見た色とは役割が異なります。

M17にはオメガ星雲、白鳥星雲、馬蹄星雲など複数の愛称があります。小型望遠鏡で見える明るい部分を、ギリシャ文字のΩ、首を曲げた白鳥、馬蹄の輪郭へ見立てた呼び名です。視野に入る範囲や像の向きが変わると別の形が目立つため、一つの天体に複数の愛称が並びます。

占いでオメガという名を手掛かりにするなら、企画の終盤で、今回閉じる作業と次の工程へ残す材料を分けて整理します。終結という意味はギリシャ文字の最後の字に由来する現代的な連想です。天文学上のM17では、ガスが削られる領域の近くで新しい星形成も続いています。