占星術

オメガ・ケンタウリ

おめがけんたうり 別名:Omega Centauri・NGC 5139

意味

オメガ・ケンタウリは、ケンタウルス座の方向、約1万7000光年先にある巨大な球状星団NGC 5139です。約1000万個の星が重力で結び付き、暗い南天では肉眼でも見えます。

解説

球状星団は、多数の古い星が重力で球形に集まる天体です。オメガ・ケンタウリは直径約450光年、見かけの明るさ3.7等で、天の川銀河で最大かつ空で最も明るく見える球状星団です。南半球や北半球の低緯度では、暗い場所から満月に近い幅へ広がる淡い光として観察できます。

プトレマイオスは約2000年前、この天体を一つの恒星として星表に記しました。エドモンド・ハレーは1677年に星雲と報告し、ジョン・ハーシェルが1830年代に球状星団だと見分けています。観測技術の発達に伴って、分類が変わってきた天体です。

一般的な球状星団と異なり、オメガ・ケンタウリには年齢の異なる複数の恒星集団があります。外側の星を失った矮小銀河の中心部かもしれないという見方もあり、成り立ちは研究が続いています。占星術で大きな集団や結束へ結び付ける読みは、星の密集した見た目から作る比喩であり、天体の起源を説明するものではありません。