占星術

アルカイド

あるかいど 別名:Alkaid

意味

アルカイドは、北斗七星の柄の先端をなす、おおぐま座η星の固有名です。国際天文学連合(IAU)の一覧では実視等級1.85で、青白く見えるB型主系列星に分類されています。

解説

B型主系列星とは、太陽より高温で、中心部では水素の核融合が続いている恒星です。アルカイドのスペクトルはB3 V型に分類されます。北斗七星の柄では、先端からアルカイド、ミザール、アリオトの順に三つの星が並びます。

Alkaidは、アラビア語のal-qā’id(先頭に立つ者)に由来します。古いアラビアの星の見立てでは、北斗七星の四角形を遺体を運ぶ台、柄の三つの星を後に続く娘たちとしました。アルカイドの名は、その娘たちを率いる星という位置付けを残しています。

プトレマイオスの『テトラビブロス』は、おおぐま座全体を火星に似た性質へまとめましたが、アルカイド一星を指導者と説明したわけではありません。恒星占星術で主導や先導の意味を読む場合、それは主にアラビア名から生まれた後世の解釈です。B3 Vという分類は恒星の温度と進化段階を示すもので、占術上の性格を裏付ける情報ではありません。