占星術
北斗七星
ほくとしちせい意味
北斗七星は、おおぐま座に属する七つの明るい星を柄杓の形に見立てたアステリズムです。アステリズムとは、星座の境界とは別に、目立つ星の並びへ付けた呼び名を指します。
解説
北斗七星は、おおぐま座の一部に当たります。国際天文学連合が定めた88星座では、おおぐま座の領域に七星すべてが含まれるためです。柄杓の器の外側にある二星、ドゥーベとメラクを結び、ドゥーベ側へおよそ五倍延ばすと北極星を探せます。北極星は天の北極に近く、その方向が北を知る目印になります。
同じ七星は、地域によって柄杓、車、鋤など異なる形に見立てられてきました。東アジアでは古代中国の「北斗」という星官として受け継がれています。星官とは、星のまとまりに名称と役割を与えた古代中国の天文体系で、西洋の星座とは区分や背景が同じではありません。
占術上の伝承を読む際も、東アジアの北斗にまつわる星占と、西洋のおおぐま座神話を混同しないことが大切です。七つの星という実際の並びは共通していても、そこへ与えられた名称と意味は文化ごとに異なります。