占い

変爻

へんこう 別名:爻変

意味

変爻とは、易で得た六本の爻のうち、陰陽が反対へ変わる爻です。筮竹や硬貨を使う数の方式では、老陰の六と老陽の九が変爻になり、本卦から之卦を作る位置を示します。

解説

数で爻を立てる方式では、六は切れた陰爻から一本線の陽爻へ、九は陽爻から陰爻へ変わります。七の陽爻と八の陰爻は、その形を保つ静爻です。六本は下から上へ積み、最下段を初爻、最上段を上爻と呼ぶため、記録にも同じ順序を使います。

最初に得た六本の組合せが本卦です。すべての変爻を反転した組合せが之卦となり、変わった位置には『周易』の該当する爻辞があります。ここまでが卦を作る手順で、之卦を未来、傾向、条件の変化のどれとして読むかは占法に応じた解釈です。

変爻が一つなら、その位置の爻辞が本卦と之卦の関係を読む中心です。二つ以上ある場合は、すべての爻辞を読む方法や、特定の爻を優先する方法などに分かれます。問い、使用した筮法、六から九までの各数、爻辞の選択規則を残すと、後から同じ手順をたどれます。

占断では、変爻を「いま動いている条件」の目印として使えます。ただし、機械的に得た位置と、その位置へ結び付ける助言は別の段階です。卦辞と爻辞の文脈、相談時点の事実、実行できる選択肢を照合し、変化の見立てを現実の判断材料へつなげます。