占い
爻辞
こうじ意味
爻辞は、『周易』で一つの卦の六本それぞれに付く短い経文です。初九や六二など、位置と陰陽を示す爻題に続き、その位置で起こる場面や行動の可否、吉凶を示します。
解説
乾卦の初爻なら、爻題「初九」に続く「潜龍、勿用」が爻辞です。その直後の「象曰」から始まる文は、爻辞より後に編まれた小象伝の注釈です。本文と注釈を分けると、経文のどの語を後世が説明したかを追えます。
六十四卦に六爻ずつあるため、基本となる爻位は三百八十四です。通行本の乾卦には用九、坤卦には用六が別に置かれます。占筮で動爻が一つなら、その爻辞が判断の中心です。複数の動爻が出た場合は、どの爻辞を優先するかが伝統によって異なるため、採用した占法、原文、訳、相談時点の事実を記録します。