占い

情報共有の同意

じょうほうきょうゆうのどうい 別名:情報提供への同意・consent to information sharing・consent to disclosure

意味

情報共有の同意とは、相談記録や連絡先を外部の人・機関へ渡す前に、共有先、目的、情報の範囲、方法を本人へ示し、許可する対象を選んでもらう手続きです。相談サービス全体への同意とは分け、共有内容が変わる時は選択を更新します。

解説

情報共有は、達成したい目的と、そのために必要な最小限の情報を決めるところから始まります。説明する項目は、誰が受け取るか、何を伝えるか、どの方法で送るか、受け手がどう使うか、撤回をどこへ伝えるかです。相談開始への同意と外部共有の許可は対象が異なります。共有ごとに選べる形なら、本人は連絡先のみ、相談の要点のみ、氏名を伏せた情報などの範囲を決められます。

同意を得た時は、日時、説明した内容、共有先、目的、許可された情報、同意の方法を記録します。口頭での同意も、用いた説明と本人の返答をその場で記せば経過をたどれます。共有先や目的が変わった場合は、元の同意の対象を見直し、変更点を示して本人の選択を聞く段階です。撤回の申し出を受けた日と、その後に止めた共有も記録へ残します。

占いで公的な相談窓口の連絡先を本人へ案内する段階では、相談内容は本人の手元に留まります。占い手が本人に代わって医療・福祉・法律の窓口へ連絡する場面へ進む時は、共有先と伝える内容を本人と決めてから連絡します。相談事例を講座や広報へ使う場合は、氏名を外す処理に加え、経緯や属性から人物を推測できる情報までが見直しの対象です。紹介連絡と事例利用では目的が異なるため、許可も目的ごとに分け、個別に選べる形が適切です。

インフォームドコンセントはサービスの内容、料金、方法、限界を理解して利用を選ぶ過程です。情報共有の同意は、その中でも外部へ渡す相手、目的、範囲に焦点を置き、ケース記録が説明と選択の経過を残します。守秘の限界は、法令や生命・身体の保護など、本人の同意以外の根拠が関わる場面を示す概念です。実際の例外と手順は地域の法令、契約、所属先の規程で変わるため、開始時に適用範囲を説明し、判断が必要な時は専門家や所管窓口へ照会します。