占い
卦辞
かじ意味
卦辞は、『周易』で六十四卦それぞれの卦名に続く、卦全体についての短い本文です。行動の可否、吉凶、条件などを圧縮した語句で、各爻に付く爻辞とは対象が異なります。
解説
乾卦の経文なら、卦名「乾」に続く「元亨利貞」が卦辞です。その後に初九から上九までの爻辞が並び、後世の彖伝は卦辞の語句を説明します。経文と注釈を分けて読むと、どの説明が彖伝によるものかを追えます。
卦辞は短い古語で、句読点の置き方や「貞」などの語義をめぐって訳が分かれます。占筮では本卦の卦辞を先に確かめ、変爻があれば対応する爻辞も参照したうえで、原文、採用した訳、注釈、相談時点の事実を分けて記録します。