占星術

ルナリターン

るなりたーん 別名:Lunar Return

意味

ルナリターンは、運行中の月が出生時の月と同じ黄経へ戻る瞬間のホロスコープです。回帰は約27.3日ごとに起こり、占星術では次の回帰までの感情、生活、身近な関係を考える短期技法として使われます。

解説

基準になるのは、出生図の月が黄道上にあった正確な位置です。運行中の月がそこへ戻る周期は約27.3日で、恒星を基準にした月の公転周期に対応します。新月から次の新月までの月相周期は約29.5日です。地球と月が一緒に太陽の周囲を進むため、元の位置へ戻る周期と同じ月相へ戻る周期には約二日の差が生じます。

回帰の瞬間に作る図へ記すのは、月を含む天体の位置、ハウス、アセンダントやMCなどの軸です。作図地点は出生地、居住地、回帰時に実際にいる場所から選び、どれを採用するかは流派によって異なります。場所の違いはハウスと軸に影響するため、採用地点を記録しておくと、後から同じ条件で読み直せます。

占術上の解釈では、回帰図の月が入るハウス、月へのアスペクト、回帰図の軸と出生図との関係を手がかりに、次の約一か月で意識しやすいテーマを組み立てます。これは天体の周期を用いた象徴的な解釈です。実際の予定や日記と照らし合わせると、感情の反応、生活習慣、家庭や身近な人との関わりのどこに表れたかを検討できます。