占星術

月相回帰

げっそうかいき

意味

月相回帰は、運行中の太陽から月まで黄道上を順行方向に測った角度が、出生時の同じ角度へ戻る瞬間です。約29.5日ごとに起こります。ルナリターンは、運行中の月が出生時の月の黄経へ戻る約27.3日の回帰です。

解説

月相角は、太陽の黄経を起点に、月までの角度を0度以上360度未満で表した値です。たとえば出生時の月が太陽より120度先にあれば、運行中の月が運行中の太陽より120度先へ進んだ時刻が次の回帰です。この向き付きの角度を使うと、光が増える満ちる側と、満月後の欠ける側を分けて再計算できます。

回帰の時点で太陽と月の角度関係は出生時と一致しますが、両天体がいるサインと度数は毎回動きます。一般的な地心計算では回帰の瞬間は世界共通です。その時刻からチャートを作る場合、作図地を変えるとASC、MC、ハウスが変化します。後から再現できるように、出生時の月相角、回帰時刻のUTC、作図地、ハウス方式を残します。

占星術では、月相回帰から次の回帰までを短期の振り返りに使う方法があります。回帰図の太陽と月のサイン、ハウス、他天体とのアスペクトに意味を重ねるのは占術上の解釈です。実際の予定、生活リズム、感情の記録を回帰ごとに比べると、読みが当てはまった範囲と当てはまらなかった範囲を分けられます。