石
双晶
そうしょう意味
双晶は、同じ鉱物の二つ以上の結晶領域が、双晶則と呼ばれる一定の対称操作で結び付いた集合です。領域どうしの規則的な向きは、微斜長石の格子状模様のように、鉱物を見分ける手掛かりになります。
解説
双晶則は、一方の結晶領域を鏡映、回転、反転のいずれかで対応させると、もう一方の配置へ重なるという規則です。結晶領域は、同じ結晶構造を持ちながら向きが異なる部分を指します。同じ鉱物が隣り合っていても、こうした方位関係が確かめられる場合を双晶と呼びます。
接触双晶は二つの領域が境界面で接する型で、貫入双晶では領域が互いの内部へ入り込むように見えます。同じ双晶則を繰り返す反復双晶には、平行な縞や格子状の模様が現れます。微斜長石のアルバイト式とペリクリン式の反復双晶は直交し、その格子状の模様が特徴です。対称な繰り返しから対応や協働を連想する読みは、結晶学の分類を借りた現代的な比喩です。