象徴
鏡
かがみ意味
鏡は、磨いた面で光を規則的に反射し、目の前の物の像を見せる道具です。象徴表現では、反射という性質から自己を見つめることや、像が現物と異なることを示します。
解説
平らな鏡では、入射角と反射角が等しいという反射の法則に従い、光が規則的に目へ届きます。表面が粗くなると光はさまざまな向きへ散るため、像ははっきり結びません。
鏡の意味は、作品の主題や人物との組み合わせで定まります。その組み合わせが、自己認識、虚栄、美への執着などの読みを導く鍵です。西洋美術には、知恵や慎慮の人物が鏡を持ち自己認識を示す例も、虚栄の人物が美への執着を示す例もあります。カードや物語で鏡が出る時は、まず誰が何を映しているかを読み、見方の偏りや他者の視線を考える手掛かりにします。占いでの読みは図像から広げる比喩です。相手の意図や出来事は、会話や記録など別の根拠で確かめます。