象徴
がか座
がかざ 別名:Pictor・Pic・Painter's Easel意味
がか座は、面積246.739平方度の南天のIAU星座です。学名はPictor、略符はPicで、日本語名の「画架」は絵を描く際に画布を立て掛ける台を指します。
解説
ニコラ=ルイ・ド・ラカイユは喜望峰で南天を観測し、1756年公刊の星図に「Le Chevalet et la Palette(画架とパレット)」を描きました。1763年の星表ではラテン語のEquuleus Pictoris、つまり「画家の画架」と記され、現在はPictorへ短縮されています。図柄の中心は、画布を支える画架と絵具を載せるパレットです。
がか座β星(ベータ・ピクトリス)は約63光年先にある若い星で、周囲にデブリ円盤と複数の巨大惑星があります。デブリ円盤とは、惑星形成の過程で残った塵や岩石の破片が、星の周りに広がる円盤です。星座の画架像と、この惑星系の物理的な成り立ちは別の情報に当たります。
占術で創作、構想を形にする過程、技能の鍛錬へ結び付ける読みは、画架とパレットの用途から広げた現代的な象徴です。古代神話とは成立の系統が異なります。がか座を読む際は、18世紀の器具像と採用した占術上の意味を順に示すと根拠を追えます。