占星術
モダリティ
もだりてぃ 別名:Modality・Quadruplicity意味
モダリティは、十二サインを活動宮・固定宮・柔軟宮の三群に分ける占星術の分類です。各群には四つのサインが入り、始める、保つ、切り替えるという動き方の違いを表します。
解説
活動宮は牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座、固定宮は牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座、柔軟宮は双子座・乙女座・射手座・魚座です。各群が四つのサインから成るため、英語ではquadruplicity(四区分)とも呼ばれます。火・地・風・水の四元素から一つずつが各モダリティに入ります。元素は性質、モダリティは動き方を分ける分類です。
トロピカル方式では、活動宮の始点が春分・夏至・秋分・冬至に当たり、固定宮がその次、柔軟宮が次の二至二分へ移る前に位置します。春や夏といった季節名は北半球を基準にした慣用表現で、南半球では季節が逆です。モダリティの区切りそのものは、太陽の見かけの位置で定める二至二分を基準に保たれます。
プトレマイオスは、二至二分から始まるサイン、季節の状態が定まるサイン、その間をつなぐ二体的なサインを区別しました。17世紀のウィリアム・リリーは、これらをmoveable、fixed、commonまたはbicorporealと記しています。現在よく使われるcardinal、fixed、mutableは、古い三分類を引き継いだ呼び名です。
占星術では活動宮を開始、固定宮を維持、柔軟宮を調整や移行へ結び付けます。出生図で一群に入る天体の数は、判断材料の一つです。どの天体がどのサインとハウスにあり、四元素がどう組み合わさるかまで見ると、始める対象、保ちやすい領域、変化へ応じる場面を具体的に整理できます。これらは季節構造に重ねた占術上の意味です。