象徴

ストーリーとディスコース

すとーりーとでぃすこーす

意味

ストーリーとディスコースは、物語で何が起きたかと、それをどの順序・視点・言葉で伝えるかを分けて考える枠組みです。同じ出来事でも、示し方が変われば読者が受け取る意味や印象も変わります。

解説

ロシア形式主義のファーブラ(出来事を時間順にたどった連鎖)とシュジェート(作品内での組み立て)の区別を受け、物語論ではストーリーとディスコースを区別してきました。用語の範囲は研究者によって異なりますが、ストーリーは出来事・人物・場面の関係、ディスコースは選択、順序、語り手、視点などの提示の仕方を考える手掛かりになります。

占いの相談では、起きた出来事を日時順にメモしたものと、カードの配置や占い手の言葉から作られた説明を別に残します。カードの順番を変えて印象が変わっても、過去の連絡、約束、支出といった事実はそのままです。二つを分けると、解釈を試しながら、現実に確かめる部分も見失いにくくなります。