哲学・心理

語りの順序

かたりのじゅんじょ

意味

語りの順序は、出来事が起きた時間の並びと、物語が読者へ示す並びの関係です。物語は過去に戻る回想や後を先に示す先取りを使えるため、読者が受け取る順番は実際の時間と一致しないことがあります。

解説

ジュネットは、物語上の出来事の連続と、語りの中の配置のずれを分析し、回想をアナレプシス、先取りをプロレプシスと呼びました。時間を入れ替えることは、情報を後から明かす、結果を予告する、ある出来事を別の角度から見せるといった効果につながります。

占いでは、カードを引いた順、各位置に置いた順、相談者が出来事を話した順を記録します。恋愛や仕事の経過を判断する材料は、連絡、予定、契約などを日付順に並べた記録です。スプレッドの並びは、どの事実に注目するかを考えるための構成であり、現実の前後関係は記録の順番で確かめます。