占星術

ステリウム

すてりうむ 別名:Stellium・Stellatium・Satellitium・ステリアム・サテリティウム

意味

ステリウムは、三つ以上の天体が黄道の狭い範囲に集まるとみなす占星術上の配置です。必要な天体数や範囲には複数の定義があり、四天体以上を求める流派もあります。

解説

現代の定義は、三天体以上が互いにコンジャンクションを作る場合、同じサインに集まる場合、同じハウスに入る場合の三系統です。コンジャンクションは黄道上の0度付近に並ぶ関係で、成立させる角度の幅をオーブと呼びます。同じサインの両端にある天体は度数が離れ、オーブの外側に位置することもあります。配置の定義には、天体数と、一群とみなす角度の範囲が必要です。

ステリウムは、ジェームズ・ウィルソンの1819年の占星術辞典で確認できる比較的新しい名称です。同書には、角のハウスに集まる惑星群をステリウムとする記述があり、それ以前にはラテン語に由来するサテリティウムという語も使われました。現代に併存するのは、三天体から数える定義と四天体以上を求める定義です。古い用例と現在の一般的な数え方には幅があるため、配置の比較には、採用した天体数と範囲の規則を明記する必要があります。

占星術でのステリウムは、天体が集まるサインの性質やハウスの生活領域が強調される配置です。集まった天体は、それぞれ異なる役割を保ちます。水星、金星、土星のように、それぞれの象意と速度が異なり、互いを支えやすい組み合わせか、調整が要る組み合わせかも変わります。外惑星は同世代で近いサインに位置しやすいため、太陽、月、水星、金星、火星など動きの速い天体を含むかも、個人の出生図を読む手掛かりです。

最初に書き出すのは、数に含めた天体、各天体の黄経、採用したオーブです。次に、同じサイン、同じハウス、連続するコンジャンクションのどれを条件にしたかを記録します。集まるサイン、ハウス、ほかの天体から受けるアスペクトを重ねると、「天体が多い」という印象を、仕事、家庭、学習、対人関係など具体的な領域へ絞れます。