石
オージャイト
おーじゃいと 別名:Augite・普通輝石意味
オージャイトは、カルシウム、マグネシウム、鉄などを含む単斜輝石の一種で、玄武岩や斑れい岩をつくる主要な造岩鉱物です。黒、褐色、緑がかった色を示し、結晶の組成や割れ方は、火成岩が固まった過程を調べる手掛かりになります。
解説
オージャイトは、ケイ素と酸素を骨格とする輝石グループに属する鉱物です。代表組成は(Ca,Na)(Mg,Fe,Al,Ti)(Si,Al)2O6で表されます。ただし、含まれる元素の割合には幅がある。元素の割合の違いは、岩石中でマグマが冷えた温度や化学環境を反映します。岩石学では、結晶の組成、周囲の鉱物、結晶の位置を照合して、マグマが固まった条件を推定します。
標本を見分けるきっかけには、短い柱状の結晶、黒から褐色・緑色を帯びる色調、二方向の劈開があります。劈開とは、結晶が一定の面に沿って割れやすい性質です。オージャイトでは二つの劈開面の交わる角度が約87度になることが、観察の手掛かりになります。玄武岩や斑れい岩には広く含まれますが、黒い柱状粒だけで判断せず、薄片観察や化学分析でほかの輝石や角閃石と区別します。
占いで火成岩の成り立ちを、急いで結論を出す前に条件を分けて確かめる比喩にすることはできます。この読みは、高温のマグマから結晶が成長するという地質学上の事実を出発点にしたものです。標本が持ち主の感情や行動を決めるという意味には広げません。