石

玄武岩

げんぶがん 別名:Basalt

意味

玄武岩は、マグマが地表や海底近くで冷えて固まる、黒色から暗灰色の細粒な火山岩です。斜長石と輝石を主に、オリビンや鉄チタン酸化物を含むことがあり、海洋地殻の大部分をつくる岩石として重要です。

解説

細粒とは、鉱物の粒が肉眼で一つずつ見分けにくい組織を指します。地表や海底近くへ出た溶岩は、地下深くのマグマより短い時間で熱を失うため、大きな結晶が育つ時間は限られるのです。玄武岩で斜長石、単斜輝石、オリビン、鉄チタン酸化物、火山ガラスがどのように組み合わさるかは、溶岩の成分や冷え方で変化します。黒い色だけで玄武岩と決めず、粒の組織と含まれる鉱物を合わせて照合します。

冷却の途中で岩石に割れ目が規則的に入ると、柱状節理と呼ばれる柱のような模様が現れる場合があります。ガスが抜け切らないまま固まると岩石に空隙が残り、あとから別の鉱物で満たされることもあります。こうした組織は、岩石が固まった環境を考える手掛かりです。海洋地殻の多くは玄武岩質の岩石からなり、海底火山や海洋プレートの成り立ちを調べる際にも使われます。

占いで玄武岩を、熱い状態から冷えて形になる過程になぞらえ、着手したことの土台を確かめる比喩にすることはできます。この読みは火山岩の生成を出発点にした文化的な解釈であり、岩石が気持ちや出来事を変えるという性質を示すものではありません。