石

大理石

だいりせき 別名:Marble

意味

大理石は、石灰岩や苦灰岩が熱と圧力を受け、方解石や苦灰石の結晶が再結晶した変成岩です。結晶がかみ合う組織をもつ岩石で、方解石や苦灰石はその主な構成鉱物です。白地に色の筋が見えるものもあり、彫刻や建築の石材として使われてきました。

解説

大理石は、主に方解石または苦灰石の結晶からなる変成岩です。もとの石灰岩や苦灰岩が地下で熱と圧力を受けると、粒子や化石の形が再編され、結晶同士がモザイクのようにかみ合う組織になります。地質学では、この再結晶した炭酸塩岩を大理石と呼びます。

石灰岩は海や湖の底にたまった殻、砂、泥などが固まった堆積岩で、化石片を見分けられることがあります。大理石では再結晶のため、そのようなもとの構造が見えにくくなります。白色だけが大理石の条件ではありません。雲母などの炭酸塩以外の鉱物が混じると、色の筋や粒の模様が現れます。

「大理石」は石材の販売名としても広く使われる。磨ける石灰岩、トラバーチン、蛇紋岩などが、商業上は大理石として流通する場合もある。建材や彫刻の説明を読むときは、地質学上の大理石か、流通上の呼び名かを分けて考える。方解石を主とする石材の表面は、酸性の雨や大気汚染の影響で溶け、彫刻の細部が失われることもある。屋外での耐久性は石の組成と設置環境の両方に左右される。

占いで、細かな結晶が一つの岩石としてかみ合う姿を、異なる経験を一つの考えにまとめる比喩にする場合があります。この読みは変成作用と石材文化から生まれた連想です。大理石が美しさ、権威、持続を人にもたらすという科学的根拠を示すものではありません。