石
花崗岩
かこうがん 別名:Granite意味
花崗岩は、地下でゆっくり冷えたマグマからできる、粒の粗い深成岩です。主に石英、長石、雲母からなり、肉眼で結晶の粒を見分けられることがあります。花崗岩という名は、複数の鉱物からなる岩石に付けられます。
解説
深成岩は、地表へ達する前のマグマが地下で固まりできる火成岩です。地下では冷却に長い時間がかかるため、鉱物の結晶が育ち、粗い粒の組織になります。USGSは花崗岩を、石英、長石、雲母を含む明るい色または斑点状の粗粒火成岩と説明しています。石英は二酸化ケイ素の鉱物、長石はカリウム・ナトリウム・カルシウムなどを含む鉱物群、雲母は薄い板へ割れやすい鉱物群です。
花崗岩の主な成分は石英と長石で、黒雲母や白雲母、角閃石などが少量加わる例があります。見た目の白、灰、桃色、黒の粒は、どの鉱物がどれだけ入るかで変わります。アルバイトはナトリウムに富む斜長石の端成分で、黒雲母は暗色の雲母に用いられてきた名称です。岩石の正式な分類では、色だけで花崗岩と決めず、石英、カリ長石、斜長石の割合と粒の組み方を調べます。
建築や彫刻には、花崗岩が石材として使われてきました。色、粒の大きさ、結晶の結びつきは産地と組成で違い、表面仕上げの印象も同じではない。屋外に使う石材は、名称だけで耐久性を判断せず、製品ごとの試験値と施工条件で選びます。大理石は炭酸塩岩が変成してできた岩石であり、花崗岩とは成分とでき方が異なります。
占いで複数の鉱物が結晶として組み合わさる花崗岩を、役割を分けながら長い計画を組み立てる比喩にする場合があります。この連想は岩石の組織を人の作業へ重ねた文化的な読みです。花崗岩が持続力や約束を生むという科学的根拠を示すものではありません。