石

プレナイト

ぷれないと 別名:Prehnite・葡萄石

意味

プレナイト(葡萄石)は、化学式Ca2Al2Si3O10(OH)2で表されるカルシウムとアルミニウムのケイ酸塩鉱物です。斜方晶系に属し、淡い緑や黄緑の半透明な標本のほか、放射状、ぶどう房状、鍾乳石状などの集合で見つかります。低度の変成作用や熱水による変質を受けた岩石に生じる例が知られます。

解説

プレナイトは、カルシウム、アルミニウム、ケイ素、酸素、水酸基からなるケイ酸塩鉱物です。斜方晶系とは、結晶の対称性による分類の一つで、プレナイトの原子配列を表します。単結晶は板状や短い柱状になることがありますが、市場でよく見るのは、細かな結晶が扇のように広がる放射状の集合や、丸みのあるぶどう房状の集合です。

色は無色、白、黄、緑、灰色、淡い桃色まで幅があり、半透明から透明の部分もあります。結晶には一方向に良好な劈開があり、硬度はおよそ6から6.5です。淡い緑色だけでプレナイトと決めることはできません。結晶の形、劈開、光の通り方、化学組成を重ねて確認すると、緑簾石などの近い鉱物と見分ける根拠を分けられます。

プレナイトは、岩石の割れ目を通る熱い水に関わる変質や、低度の変成作用で生じることがあります。低度の変成作用とは、比較的低い温度と圧力のもとで、岩石中の鉱物が別の鉱物へ変わる過程です。USGSの研究では、プレナイトを含む鉱物の組み合わせが、地下で起きた熱水・変成作用の手掛かりとして使われています。産地や周囲の鉱物によって成り立ちは異なるため、形だけから生成環境を断定しません。

占いでは、放射状やぶどう房状の集合を、情報を一点に集めず、段階ごとに育てる比喩にする場合があります。この読みは結晶の見え方と成長の仕方から生まれる連想です。プレナイトが予知、性格、心身の状態を変えるという科学的根拠を示すものではありません。