石
透明度
とうめいど意味
透明度は、鉱物がどれだけ光を通し、向こう側の像をどのように見せるかを表す性質です。像の輪郭まで見える透明、光は通るが像がぼやける半透明、光を通さない不透明に分けて記載します。
解説
光が鉱物に当たると、一部は表面で反射し、一部は内部を通り、一部は吸収されます。透明度は通過する光についての記載で、表面の反射の見え方である光沢とは別の性質です。標本の厚さや観察する方向が変わると、同じ鉱物でも透明から半透明へ見え方が移ることがあります。
水晶は薄い結晶では透明に見えても、色を生む成分、ひび、結晶内部に取り込まれた別の鉱物や液体などの内包物、集合のしかたで光が吸収・散乱されると、にごりや不透明さが増すことがあります。透明を明晰さ、不透明を保護へ結び付ける読みは視覚から生まれた文化的連想であり、標本の価値や心身への作用を測る基準とは別です。