石
軽石
かるいし 別名:Pumice意味
軽石は、発泡したマグマが急に固まってできる、淡色で多孔質な火山ガラス質の噴出物です。多孔質とは、内部に多数の空隙をもつ状態を指します。空隙のつながり方と水の入り方によって密度は変わり、水に浮く軽石もありますが、すべてが浮くわけではありません。
解説
軽石は、噴火時にガスが抜けて泡立ったマグマが、細かな空隙を残して固まったものです。火山ガラスとは、急冷したために規則正しい結晶が十分に育たなかった火山性の物質を指します。軽石では、泡の抜けた跡である空隙が細かく並び、白、灰色、淡い黄褐色などに見えることがあります。
同じように空隙をもつ噴出物でも、暗色で苦鉄質のものはスコリアと呼ばれることがあります。USGSの用語集は、軽石を一般に淡色で、細かく比較的そろった空隙をもつ火山ガラスと説明します。色や軽さだけで種類を決める判断は不十分です。組成、空隙の形、噴火した場所の岩石を合わせて考えます。
軽石が水に浮くかどうかは、空隙が多いかだけでは決まりません。空隙が閉じていて水がすぐ入りにくい標本は浮きやすい一方、空隙がつながって水で満たされやすい材料は沈むことがあります。したがって、水に浮く性質は軽石を理解する手掛かりの一つですが、すべての軽石に当てはまる特徴ではありません。
占いでは、泡の跡でできた空隙を、判断や予定の間に余白を残す比喩にする場合があります。この読みは火山噴出物の構造から広げた連想です。軽石が負担を軽くしたり、運勢を上向かせたりするという科学的根拠を示すものではありません。