タロット
運命の輪
うんめいのわ 別名:Wheel of Fortune意味
運命の輪は、自分の意志だけでは決められない変化と、その中で選べる対応を分けて考える大アルカナ第10番です。Marminでは幸運や不運の断定を避け、変化後に必要な連絡や手続きを確かめます。
解説
札面の中央には、文字と記号を配した大きな輪があります。頂上にいるのは剣を持つ青いスフィンクスで、左には下向きの黄緑色の蛇、右には赤い人獣です。四隅では、有翼の人、鷲、獅子、牡牛がそれぞれ本を開いています。ここまでが画像から確かめられる要素です。輪が回っていることや、各像の意味は、その図像から展開した占術上の解釈に当たります。
ウェイトは、左の蛇をギリシャ神話の怪物テュポンと説明し、四隅の像を『旧約聖書』エゼキエル書に現れる四つの生き物と結び付けました。輪にはTAROとRotaを組み替えた文字と神名を示す文字が入り、流動する世界と人間生活の変化を表し、その頂点のスフィンクスを均衡の象徴としています。占術上の正位置には運命、幸運、成功、上昇、幸福、逆位置には増加、豊富、過剰を挙げました。このサイトのカード本文にある停滞やタイミングのずれは、原典とは異なる現代的な解釈として区別します。
人事、日程、取引条件などが変わった時に最初に押さえるのは、いつから何が変わり、どの予定へ影響するかです。次に、自分では変えられない条件と、連絡先、期限、申請手順のように修正できる項目を分けます。新しい選択肢を好機とみなす場合も、役割、費用、取り消せる期限を確かめてから決めると、偶然の変化へ判断を預けずに済みます。