占星術

第10ハウス

だいじゅうはうす

意味

第10ハウスは、出生図を12に分けた領域の一つで、職業、公的な役割、社会的な評価、権限を表します。何を仕事にするかに加え、その仕事を通してどのような責任を負い、社会からどう認識されるかに関係します。

解説

伝統的な占星術では、第10ハウスは職業、名誉、地位、評判、権力を持つ人、裁判の判断などと結びつけられてきました。現代の解釈では、肩書きや昇進のほか、社会に向けて達成したいことや、公の場で引き受ける責任も表します。日々の作業や勤務環境は第6ハウス、本人が得る収入は第2ハウスに主に配当されます。

第10ハウスを説明する時には、MCという感受点もよく使われます。MCは、出生地の子午線と黄道が交わる天頂側の点で、英語のMedium Coeliを略した名称です。ハウスの計算方法によっては第10ハウスの始点と一致しますが、すべての方式で同じ位置になるとは限りません。そのため、第10ハウスとMCは関連する要素として、位置を分けて確かめます。

出生図を読む時は、第10ハウスに入る天体、ハウスの始点であるカスプの星座、その星座の支配星、MCの位置を順に調べます。天体は公の場で意識しやすい課題を、カスプの星座は責任の引き受け方を示す手がかりです。実際の進路を決める場合は、本人の希望、必要な資格、雇用条件、生活との両立も一緒に考えます。