タロット
エクストラカード
えくすとらかーど 別名:Extra card・追加カード・ボーナスカード意味
エクストラカードは、デッキの基本構成に追加して封入された札の総称です。タロットでは標準78枚の外に置かれ、独自の占い札、説明札、広告札、予備札など、役割は製品ごとに変わります。名称だけで占術上の意味は決まらないため、箱の枚数表示と付属説明書から用途を確かめます。
解説
標準的なタロットの基本構成は、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の計78枚です。この枚数を先に分けると、残った札が追加された経緯を追いやすくなります。ミンキアーテの97枚は、体系全体がその枚数で成立する歴史的ゲームです。そのため、標準78枚をもつ現代タロットに数枚を足した製品とは、構成の成り立ちが異なります。
追加札には、遊び方や販売情報を記した説明用の札もあります。大英博物館が所蔵する18世紀の占い用トランプは、52枚に「カードの使い方」を記した2枚を添えており、追加分が説明媒体になる実例です。広告、保証、著者紹介、別絵柄も同じ位置づけになり得るため、表面の題名、裏面、番号、説明書を一組として照合します。
現代のタロットには、追加札自体へ占いの意味を与える製品もあります。U.S. Games SystemsのSimplicity Tarotは80枚組で、標準78枚に「Spiritual Cleansing」と「Spiritual Guide」の2枚を加えた構成です。名称と解説が明示された札は、その製品の規則に沿って使用できます。意味は当該製品に固有なので、別のデッキでは付属説明書を改めて基準にします。
実際に使う前に、78枚をいったん分け、残った札を「占いに採用」「説明用」「保管用」のどこに置くか決めます。占いに加える場合は、札名、正逆位置の有無、組み合わせ方を記録しておくと、途中で規則が変わるのを防げます。ブランクカードやジョーカーを含むかどうかも製品ごとの判断です。