占星術
視半径
しはんけい意味
視半径は、観測者から見た天体円盤の中心から縁までの角度で、視直径の半分です。天体暦では apparent semidiameter とも呼ばれ、太陽や月の見かけの大きさを分角や秒角で示します。
解説
視半径は観測距離に左右され、同じ天体でも観測者までの距離が短いほど大きくなります。米国海軍天文台の太陽座標の近似式は「0.2666度÷地球と太陽の距離(天文単位)」で、距離が1天文単位なら約0.2666度、ほぼ16分角です。月の視半径も地球との距離に応じて変わるため、比較には観測地点と時刻をそろえます。日食や月食では、接触時刻を求めるために、天体や影の中心間距離とそれぞれの視半径を組み合わせます。月面の縁には山や谷があり、精密な日食計算ではその起伏による補正も必要です。視半径は天文学上の観測量です。占星術チャートのコンジャンクションは黄経差と採用したオーブで判定するため、天体円盤が接触する条件とは分けて考えます。