占星術

アプライングオーブ

あぷらいんぐおーぶ

意味

アプライングオーブは、二天体が採用したオーブ内にあり、正確なアスペクトの角度へ近づいている状態です。オーブは成立を認める許容幅、アプライングは時間とともに角度の誤差が縮む運動方向を示します。

解説

判定の出発点は、アスペクトの正確な角度と採用するオーブの設定です。トラインなら基準角は120度で、現在の角度差が118度、その後120度へ近づくならアプライングに当たります。二天体はそれぞれ動くので、現在の度数に加えて両方の進行方向が必要です。多くの場合、動きの速い天体が遅い天体へ近づく形でアプライングになります。ただし、一方が留や逆行で進行方向を変えると、誤差が再び広がってエグザクトへ届かないことがあります。この違いを確かめる手掛かりが、前後の天体暦にある両方の黄経と進行方向です。伝統占星術では各天体のオーブを合計して半分にする方法があり、現代によく使われるアスペクト別の許容幅とは計算の前提が異なります。ホラリー占星術では、二天体が示す人物や事柄の接触が進行中だと読む材料の一つです。そのうえで、二天体が互いを受け入れやすい配置か、別の天体が先に接触するかなど、チャートのほかの条件と合わせて質問への結論を絞ります。