占星術
天文単位
てんもんたんい意味
天文単位(au)は、太陽系内の距離を表す長さの単位です。1 auは正確に149,597,870,700メートルで、国際天文学連合(IAU)が2012年に固定値として再定義しました。
解説
天文単位は、もともと地球と太陽の距離を基準に整えられました。現在の1 auは定義値のため、地球が楕円軌道を進み、実際の太陽距離が時期によって変わっても単位の長さは一定です。
天体暦では、地球中心から天体までの地心距離、太陽中心からの動径、軌道長半径などをauで示します。同じ数値でも基準となる中心が違えば表す区間も変わるため、地心、日心、観測者基準のどれかを項目名から読み取ります。
黄経や赤経は天体が見える方向を角度で表し、auは二点間の空間距離を表します。二つの天体がチャート上で同じ黄経付近に見える場合も、地球からの距離は別に求めます。
惑星や小天体のデータを比較する際は、距離の起点、対象時刻、単位をそろえます。JPL Horizonsでは距離をauまたはキロメートルで出力できるため、換算前に出力設定を確かめると桁の取り違えを防げます。