占星術

出生時刻

しゅっしょうじこく

意味

出生時刻は、出生した場所で記録された現地の時計時刻です。出生図では当時のタイムゾーンと夏時間を適用して世界時へ換算し、天体位置、アセンダント、MC、ハウスを計算します。

解説

最初に出生届、母子健康手帳、病院の記録など、作成時点が出生に近い資料を探し、どの資料を見たかを残します。分単位の数字が記されていても、時計の読み取りや転記で丸められた可能性があるため、記載の細かさと実際の精度は別の尺度です。家族の記憶が唯一の情報源なら、記録値は「午前中」「8時ごろ」のように分かる範囲です。地球の自転に伴って地平線と子午線が動くため、時刻の差は特にアセンダント、MC、ハウスカスプへ表れます。変化の速さは緯度や黄道との交わり方で変わり、サインやハウスの境界付近では数分の差が分類を変える場合もあります。時刻が不明な場合に使うのは、ソフトの「不明」または仮時刻の機能です。その図では、アセンダントとハウスを表示対象から外します。正午などの仮時刻は計算上の便宜として明記し、記録された出生時刻と分けます。算出された角度は天文計算の結果で、その角度に性格や出来事の意味を与えるのは占術上の解釈です。