占星術
イングレスチャート
いんぐれすちゃーと意味
イングレスチャートは、指定した天体が、採用した黄道上でサイン境界を越える瞬間を特定地点で作図したチャートです。通過時刻は世界共通ですが、ASC、MC、ハウスは作図地点によって変わります。
解説
最初に、対象天体、トロピカルかサイデリアルかという黄道の種類、進行方向、越える境界を決めます。トロピカル黄道なら、地心黄経が0度、30度、60度という30度刻みの境界へ達した時刻が候補です。たとえば太陽の黄経0度への到達は牡羊座イングレス、180度への到達は天秤座イングレスに当たります。
一般的な地心計算では、同じ瞬間の惑星黄経は作図地点を変えても共通です。一方、場所の緯度・経度から求めるASC、MC、ハウスカスプは都市ごとに変わり、現地の時計表記や暦日もタイムゾーンで異なります。再計算できるように、境界通過のUTC、対象地、ハウス方式、黄道の種類を一組で記録します。
逆行する天体は、順行で新しいサインへ入った後に前のサインへ戻り、再び順行して同じ境界を越えることがあります。該当する時は最初の入座、逆行による戻り、最終入座を別々に並べますが、地心黄経上で逆行しない太陽の四季のイングレスは、各境界につき一年の周期内で一度です。
マンデン占星術では、太陽が牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座へ入る四季図や、外惑星がサインを移る図を社会的な期間の象徴へ用います。牡羊座イングレス図のASCの三区分に応じて追加の四季図を使う伝統的な方式では、有効期間を採用した技法とともに示します。これらの図から読むのは占術上の象徴であり、政治、経済、災害、気象の事実や予測は、公的資料と専門的な分析が基準です。