占星術

インターセプトサイン

いんたーせぷとさいん

意味

インターセプトサインは、不等分ハウスで一つのサイン全体が一つのハウス内に収まり、どのハウスカスプにも現れない配置です。これはハウス境界との位置関係を示す名称で、サインと在住天体は通常どおり図に残ります。

解説

カスプは、各ハウスの開始度数です。たとえば第2カスプが牡羊座5度、第3カスプが双子座10度なら、間にある牡牛座は全体が第2ハウスへ収まり、カスプに載るサインは牡羊座と双子座です。牡牛座に天体があれば、その天体は牡牛座の性質と第2ハウスの位置をどちらも保ちます。

多くの不等分ハウスでは向かい合うカスプが180度離れているため、インターセプトサインも対向する二つのサインに生じます。その一方で、同じサインが隣り合う二本のカスプに現れるダブルカスプができます。これは十二サインと十二本のカスプの対応が偏った結果で、サインとハウスの数はどちらも十二のままです。

発生の有無は出生時刻と場所、緯度、採用するハウス方式に左右され、プラシーダスなどの不等分方式ではカスプ間の黄経幅が30度を超える場合があります。イコールハウスは各ハウスを30度にそろえ、ホールサインは各サインを一つのハウスへ対応させるため、十二サインが十二の開始点へ一つずつ現れる構造です。方式による差を比べる時は出生データを固定し、方式名とカスプ度数を並べます。

インターセプトされたサインや天体が閉じ込められ、表現しにくくなるという説明は、現代占星術の解釈の一つです。伝統資料には、そのサインの支配星をハウスの副表示星として参照する用法もあります。カスプサインの支配星を主要なハウスルーラーに置き、在住天体、二つの支配星の状態、本人の経験を分けて照合すると、幾何学上の事実から読みを飛躍させずに検討できます。