占星術

月齢

げつれい

意味

月齢は、直前の朔から指定した時刻までの経過時間を日数で表した値です。朔の瞬間を0.0とし、次の朔で再び0.0へ戻るため、暦日とは別の数え方になります。

解説

朔とは、地球から見た太陽と月の方向がそろう瞬間で、新月に対応します。たとえば朔から3日と12時間後なら月齢は3.5です。暦に「正午月齢」とあれば、その日の正午時点の値を示します。太陰太陽暦の日付とは数え方が異なり、月齢0を含む日が暦月の1日になります。

朔から次の朔までの朔望月は平均29.530589日ですが、実際の長さはおよそ29.3〜29.8日の間で動きます。その半分にあたる月齢14.8は満月の目安にすぎません。月の速度は軌道上で一定ではないため、国立天文台の例では満月時の月齢が13.9〜15.6日ほど変化します。月齢には正確な月相や太陽との角距離も併記すると、月の見え方を具体的に区別できます。

占星術では、出生時の月が満ちていく途中か欠けていく途中かを整理する補助値として使われます。そこから気質や人生段階を読む部分は象徴解釈です。年齢は生年月日、体調や気分の変化は本人の記録を根拠とし、月齢は補助情報にとどめます。