占星術

月相サイクル

げっそうさいくる

意味

月相サイクルは、地心から見た太陽と月の黄経差が0度の朔から360度を経て次の朔へ戻る約29.5日の周期です。新月・上弦・満月・下弦を主な節目とし、占星術ではこの天文学上の順序へ段階の意味を重ねます。

解説

月は球体の半面に常に太陽光を受けていますが、公転に伴って地球から見える明るい範囲は変化します。この連続する変化を八相に分けると、新月から明るい部分が半分未満の月、上弦、半分を超えて明るい月、満月へ進み、その後は下弦と半分未満の細い月を経て次の新月へ至る流れです。うち主要四相は、月の視黄経が太陽より0度、90度、180度、270度先へ達した瞬間を指します。

朔から次の朔までを朔望月と呼び、平均は29.530589日です。これに対して、月が恒星を基準に地球を一周する恒星月は約27.3日で、その間に地球も太陽の周囲を進む分だけ朔望月より短くなります。月と地球の軌道上の速度変化により実際の朔望月はおよそ29.3日から29.8日の間で動き、暦の一か月とも長さがそろわないため、各月相の時刻は対象年の天体暦から調べます。

現代占星術には、太陽と月の角度を45度ずつ八段階に分け、新月を開始、上弦までを展開、満月を到達と明確化、下弦から次の新月までを整理と準備へ対応させる考え方があります。これらは天文学上の現象に重ねた占術上の解釈です。たとえば計画を新月に始めた場合、上弦には実行回数、満月には成果、下弦には次へ残す作業を記録します。進め方は、予定、費用、関係者の同意、実際の経過を根拠に判断します。