占星術

ミューチュアル・レセプション

みゅーちゅあるれせぷしょん

意味

ミューチュアル・レセプションは、二天体が互いの本質的ディグニティに入り、双方が同時に相手を受け入れる関係です。二天体が相手のドミサイル、つまり支配サインを交換する形が最も明確です。

解説

火星が牡牛座、金星が牡羊座にある例では、火星は金星の支配サイン、金星は火星の支配サインに入ります。金星が火星を牡牛座で受け入れ、火星が金星を牡羊座で受け入れるため、ドミサイル同士のミューチュアル・レセプションです。受け入れる向きを二本に分けて書くと、主語と関係が明確になります。

相互受容には、二天体が同じ種類の品位を交換する形があります。片方がドミサイル、もう片方がエグザルテーションで受け入れる場合は混合レセプションです。トリプリシティ、ターム、フェイスなどの小品位を数える条件は著者によって異なり、中世の規則には小品位を二つ重ねて初めて十分な受容とするものがあります。採用する品位表と成立規則を先に決めます。

相互の品位へ入る配置だけでミューチュアル・レセプションと呼ぶのは、広い用法です。予測上の働きまで認める条件はより厳しく、二天体の合または主要アスペクト、さらに適用を求める規則も見られます。火星が牡牛座、金星が牡羊座にある例はサイン同士が古典的な主要アスペクトの外にあるため、配置上の相互受容とアスペクトを介した接触を分けて記録します。

この例では火星も金星もデトリメントにあり、相互受容があっても各天体の弱化は個別に残ります。逆行、コンバスト、ハウス位置も、各天体が相手へ渡せる助力の範囲を左右します。したがって、占術上は協力の可能性を読む補助条件です。現実の好意、同意、契約は発言、文書、行動から判断します。