占星術
サクシーデント・ハウス
さくしーでんとはうす意味
サクシーデント・ハウスは、第2、第5、第8、第11ハウスをまとめた伝統占星術の分類です。各アンギュラー・ハウスに続く位置にあり、ハウス配置による天体の占術上の強さを考える際に使います。
解説
番号の並びでは、第2は第1、第5は第4、第8は第7、第11は第10ハウスの後に続きます。天体の日周運動に沿って見ると、サクシーデントにある天体は、それぞれ直前のアングルへ近づく側です。この名称は位置関係を示し、四室の生活テーマはそれぞれ異なります。
伝統占星術では、サイン以外の配置条件から得る力を偶発的ディグニティと呼びます。William Lillyは、アンギュラーを最も強く、サクシーデントをその次、カデントを弱い区分としました。四室の評価にも差があります。Lillyの順位では第11ハウスが第5、第2、第8より高く、第8ハウスはカデントの第9、第3より低い位置です。
第2ハウスは本人の財産、第5は子どもや楽しみ、第8は死や他者の財産、第11は友人や支援など、それぞれに異なる伝統的主題があります。サクシーデントを「資源の維持」という一つの意味へまとめると、各ハウス固有の主題が抜けます。どのハウスかを先に見分けることが大切です。
中程度の強さという評価は、吉凶や人物の能力と切り離します。実際の読みでは、天体のサインによる本質的ディグニティ、セクト、速度、アスペクトも照合します。ハウス番号と分類はチャート上の条件であり、天体がどのように働くかという説明は伝統占星術の解釈です。